パーマカルチャーセンタージャパンの紹介
パーマカルチャー・センター・ジャパン(PCCJ)の概要
所在と施設
所在地・・・神奈川県津久井郡藤野町篠原集落 ⇒交通案内図
藤野町は神奈川県の水瓶である相模湖を抱え、流域的にも水源地となっている。 東京の近郊(新宿から約1時間)にありながら、森林や湖などの自然資源に恵まれた山間の町である。
気温は、寒暖の差が著しく、都内などに比べて全般的に低い。
交通機関は、鉄道はJR中央線、主要道路は国道20号線と中央高速道が町を東西に走っている。
人口は現在11.000人程で増加傾向にある。
就業は、第3次産業の従業者が増加しており、第一次産業従事者が減少している。 特に農林業については、後継者不足が深刻な問題になっている。
篠原集落は、藤野町の南部に位置する。
古くから稲作が行われ、酪農や林業、養蚕なども盛んな比較的豊かな集落であった。 しかし、近年は、生産性の低さや、後継者不足からこれらの産業は衰退してきている。
集落の課題としては、農地の休耕や荒廃した農林地の増加から、 農林地の見直し及び森林資源の保全と活用が挙げられている。
一方8月の終わりには、地元住民が参加した文楽の公演なども行われており、新しい地域再生の息吹も見られる。
施設
センター施設
旧農家一軒(借家)とその敷地およそ70坪において自然素材や廃材を利用し、 効率的なエネルギー利用を考えた建築と野菜などの生産を行う敷地の整備を行っている。
農地40アール(借地、拡張可能)
現在、遊休農地40アールを借り生態系の構築を目指した実験農場の整備を行っている。 不耗起を基本として、農薬や化学肥料を使わず、代わりに、 窒素固定植物や除虫作用のある植物を混植するコンパニオンプランツやギルド、 積層マルチなどを利用した野菜や穀物、果樹の栽培を行っている。
農作物の生産ばかりではなく、 水の浄化や微気象の形成など人間が心地よく過ごせる場をコンセプトにバイオジオフィルター (植物を使った浄水施設)など様々な施設も整備されている。

活動
目的
「日本の風土に適したパーマカルチャーの構築と普及による永続可能なライフスタイル及びまちづくりの提案と実践」
内容
パーマカルチャーの手法による環境に負荷の少ない生活モデルの創造
  1. 総合的な空間デザイン
  2. 各種適正技術と生物資源を多機能的そして相互補助的に生かした居住施設の整備
  3. エネルギーの投入量が少なく健全な農産物を効率よく生産する農地の整備
  4. 環境に低負荷で地域自立型のライフスタイルの構築
日本の風土に適したパーマカルチャーの研究と実践及び普及
  1. パーマカルチャーに関係する情報の収集
  2. 伝統的な農法や生活様式の見直し
  3. 地域に適した栽培植物に関する情報の収集と発信
  4. 自足自給を可能にする技術や素材の実験と普及
パーマカルチャーの普及
  1. 人材の育成と教育
  2. パーマカルチャーに関する情報の発信
  3. 海外視察ツアーの実施
環境共生型事業の展開
  1. 地域の特性と伝統を生かした事業の開発
  2. 環境に負荷の少ない空間のデザイン
  3. 物々交換経済の実験

施設の概要(整備予定を含む)
センター施設
機能
  • 情報センター
  • −情報処理
    −研究
  • 研修センター
  • −宿泊
    −食堂
    −研修・会議
  • 事務・運営
  • 展示
  • 販売
  • サロン
  • 住居

  • 設備
    家屋 - 会議・研修室
    事務室
    宿泊室
    資料展示室
    ソーラー施設
    貯水施設
    浄水施設
    物置
    貯蔵施設
    作業室(土間)
    コンポストトイレ
    台所
    浴室
    温室
    家屋周辺 - パン焼き竈
    庭園
    菜園
    堆肥場

    農地
    生産
    • パーマカルチャーの農法の実験
    • 有機農法の実験
    • 研修
    • 社交
    • レクリエーション
      水田
      農法 - 有機農法、無農薬栽培
      農法 - 有機農法、無農薬栽培、マルチの利用、原生種の栽培、コンパニオンプランツの利用
      果樹園
      農法 - 有機農法、無農薬栽培、マルチの利用、原生種と気象に適した果樹の栽培
      堆肥場2カ所
    家禽舎 鶏、ヤギ、羊、アヒル
    モデルガーデン



      交通案内図


    パーマカルチャーネットワーク⇒