2008年7月アーカイブ

7月ももう終わろうとしている。毎年、時間が過ぎるのが速くなって行くように思われるのだが、今年は特に速い。時間が早く進みすぎると見落としてしまうものが多く、粗雑なところも出てしまう。時代は確かに、大きな変化を迎えようとしている。そして、持続可能な社会の在り方に人々の関心が集まりだしているのも感じる。パーマカルチャーもこれまでは田舎暮らしの一つの手法ととらえている人が多かったのだが、より,社会的な変革を求めてその手法として取り組もうと考えている人たちの数が増えてきている。変化の気運が高まっているということだろう。エネルギー問題にしても環境問題にしても、これまでのように誰かが解決してくれるものではないことが明らかになってきている。二酸化酸素の排出量を減らすだけで環境問題が解決するというような政治的、経済的対応では問題の在りどころが曖昧になるだけで、結果として、本質的な解決に辿り着くことなく、悲劇が幕を開けることになるだろう。一人一人が自立し、消費ではなく、生産に取り組み、互いの信頼に基づく人との関係性を築くこと。そしてその上で、新たな、創造と助け合いを基礎とした世界的なシステムjを築いて行くことに新たなる可能性は見えてくるだろう。急激な変化はどこかで歪みを生む。その歪みは軍事的、政治的、そして経済的にもっとも弱い人々のところで既に現れており、やがて世界を覆って行く。変化の先を読んで、それを破壊ではなく希望ある創造へと導いて行くことこそ、現在生きているもののつとめである。残されている時間は少ないかもしれないが、過激な行動に走るのではなく、ゆっくりとしかし、しっかりと決意を持った変化を生み出して行きたいと思う。