■日時:2008年10月7日(火)18:00~21:00 (いつもより30分早い!)
■場所:環境パートナーシップオフィス
■講師:
・森谷博(「アトリエ 旅する木」ディレクター 映像作家)
・中川哲雄(懐かしい未来ネットワーク/モノガタリ修行中)
・設楽清和(パーマカルチャーセンタージャパン代表)

■講義内容 :
1.「森の哲学者 メイナク族」、「TOKYO アイヌ」(森谷博)
(1)「森の哲学者 メイナク族 ~坂井真紀のアマゾン体験記~」鑑賞
(ダイジェスト版 45分)
メイナク族は、ブラジルアマゾンのシングー・インディオ保護区に生活する先住民族
(映像内容 以下)
女優の坂井真紀が、メイナク族のコミュニティを訪れると
ボディペンティングで大歓迎。
みんなから 服を着ているのはおかしいから、脱ぎなよと
(坂井さん さすがに脱げない)
村長ヤムリクマン: 「服を着ないことが美しいんだよ!」
もともと裸で暮らしていたのだが、
文明との接点ができることで (できてしまったことで)
中には服を着ているひともいる。
メイナク族のコミュニティは、およそ140人
円形に並んだ、いくつかの繭形の家に住んでいる。
生活はとてもシンプル。
日の出とともに起きる。
食事はベジュー(パンのこと=マンジョッカという植物から作る)と魚ぐらい。
こども達の 食事タイムは みんな ばらばら。
お腹が空いて 食べたいときに食べる。
遊びも、こどもはこども達だけで遊ぶ。
おとなはそこに居ない。
年上のこどもが、年下のこどもの面倒を見る。
こどもたちは こどもたちの関係の中で、
生きていく喜び、痛み、何が危ないかなど(毒蛇とか・・)を知り、
生きていくのに必要な知識を 自然にからだで覚えていく。
こどもたちは すっぽんぽんで、気持ちよさそう。
とてもいい笑顔。
全身からエネルギーが溢れている。
でもやっぱり、そこはこども、
年上の子が遊びに熱中し、小さい子 ほおっておかれることも。
(これも強くなるための、ある意味「学び」か)
小さいこどもを、行かせた母親は こどものことを信じている。
何をしてよいか、わかっている。
生まれたばかりの赤ん坊は、周りから隔離されてお母さんと2ヶ月間ずっと一緒に暮らす。
悪い精霊がつかないように。
密着した時間をともに過ごすことで、母と子の絆(つながり)ができあがる。
お母さん:「畑に行く途中で産んだ」 とさらりと言っている。
女性は みな ひとりで産むそうだ。
必要な食料は自分達で、手に入れる。
女性はマンジョッカ(パンのもと)を採りに森へ行く。
全部採らない。 一部は挿し木する。
雨季がやってくると、またすぐに育ち、再びそれが食料となる。
こどもも手伝うが、大人は何も教えない。大人の作業を見て、自然に覚える。
お母さんたちは力持ち。
45キロのマンジョッカを頭に載せ、さらに子供を背負い帰ってくる。
坂井真紀は数キロしか載せられない。からだの鍛え方が違う。
シンプルだが厳しい。
採ってきたマンジョッカをパンにする。
皮をむく、すりつぶす、乾燥させる、火で焼くと
単純な作業の繰り返し、
でも、少女はとても楽しそうに母の手伝いをする。
男達は女性に比べ、あんまり働かない。
釣りへ行って ワピ(犬魚)を釣る。 でもこれも大切な食料。
男の子も父たちといっしょに行って、
やはり大人たちのやっていることを 見よう見まねで覚えていく。
男たちは、ウカウカと呼ばれる格闘技をやる。(ふたりで組み合う)
もともとは近隣の部族との戦いに備えて鍛えた。
強くなるため、勇気をつけるために。
からだとこころを鍛える。
強くなる儀式 (一人前の男となるため!)
~ 魚の鱗でつくった道具で肌をひっかきキズをつくる。
血が流れ落ちる。
からだの中にある毒を出すという意味と痛さに耐えることで精神的に強くなる。
鍛えるのは、男だけでなく、女性も。裸で組み合い戦う。
通過儀礼
~ 少女には13歳ぐらいになり初潮をむかえると、通過儀礼がある。
1年ぐらい家にこもり、ものづくりを母親から学ぶ(ハンモック、ゴザなど)
外出はいっさい禁止。 男性との会話も禁止だ。
こどもっぽさをなくす為に隔離される。
母から智慧を学ぶ大切な時間であり、さらに絆を築く大切な期間である。
タクアラの祭り。
雨季の終わりを祝って、5,6人の男女が裸で家々を廻る。
悪霊を追い払うために 長い棒のかたちの楽器を持ち 吹き鳴らし
村全体の平和を祈りながら。 4時間かけて10周も。
ものづくり。
陶器などは 夫婦いっしょにつくる。
メイナク族に「シアワセ」ということばはない。
あえて言うなら 「みんながにぎやかに、みんなが穏やかに暮らしている」
村長が坂井に聞く
村長: 「結婚しないのか?」
坂井: 「結婚しない」
村長:「死んだら残るものは こども。 自分の役割は、家族がすべて」
「ひとりは さびしい」( ⇒ みんなでいるのが楽しいのに なぜ ひとり・・・)
男の子が ひとり ワニに足を噛まれた。 みんなで心配する。手当てする。
ひとりの痛みはみんなの痛み
ひとり欠けてもメイナクではない(=みんなで「ひとつ」の生命体)
村長のワシャハン(踊り)
土地の精霊に祈る 感謝する。
最初の雨が降ると カヤバ祭り
自然界の精霊へ 感謝する。
メイナク族には「自然」ということばはないらしい。
あえて言うなら 「このまわりの世界」。
「自然」とは 西洋側から見た 切り離したことばだから (すべてはつながっているのに・・・)
村長の語り。 それを聞くこどもら。
「秘密の絵は見つかりましたか?」
探しものの 絵は こころのなかに あった!
(こういった語り継がれてきた話しが、聴くものの考えるちからを養い、智慧を伝えてきたんだろうな・・・)
坂井は 自分のつくった へびの陶器は 置いていくことにする
村長の妻 お母さんは いつまでも その陶器を抱えていて とてもさびしそう
家族同様に 坂井を思っていた。
最後の朝
坂井 お母さんへ 「一番楽しいことは?」と聞く
お母さん : 「病気もせず、だれにも迷惑をかけず、家族を養っていくこと」
坂井 : 「それで いいんだよなぁ~」(涙)
(2)メイナク族の話
鑑賞後 森谷さん撮影時のエピソード語っていただく。
メイナク族と出逢い 受け取ったものは
「メッセージそのものを生きなさい」
自分を振り返ると とても忙しい生活(根っこのない生活)で
世界中を飛び回り まさに ノマド的な暮らしをしてきた。
森谷さん 撮影の時 村長に聞いたそうだ。
森谷さん: 「ひとりだけのしあわせって ないんですか?」
村長 : 「ひとりだけしあわせで あなたはしあわせですか?」
森谷さん: 「 ・・・ 」
返すことばがなかったそうです。
撮影は全般的には順調に進んだが、あるとき保護区の外で、焼畑があり
すごい煙に囲まれ コミュニティは まるで燻製室に閉じ込められたように。
森谷さん ぜんそくで倒れ 1泊かけて別の町へ行き、 1週間休んだそうだ。
死にそうになったことで、
「命のこと」、「人間としてこれでいいのか」、「存在としての危機感」などを強く感じ
何か違うと強く確信し、勤めていた会社を退職したとのこと。
そして、
これからは メッセンジャーではなく
自分が「メッセージ」となるべく 次の「行動」へと・・・
紆余曲折あり、家族もでき
また映像へ。 しかし答えはまだ見つからない
現在、「伝える」ものとして、
アイヌのひとと生活を選んだ。
(3)製作中で来年完成予定の 『TOKYOアイヌ』(7分)鑑賞
先住民族しての誇りをあきらめない ひとびとを記録する。
都会のアイヌ人 5000人か、いや1万人ぐらいはいるかも。
世代を超えて できることを
自分たちでするアイヌのひとたち
「カムイ」のメッセージに耳を傾ける
みなが 集まり始めている
2.「懐かしい未来 ラダックから学ぶこと」、ストーリーテリング(中川哲雄)
(1)ラダックの解説
リトルチベットとも呼ばれるラダックは、
インドのジャムー・カシミール州に属し、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈の間のインダス河源流域に位置し、インドでもっとも高い場所。
乾燥しており、年間雨量は100ミリほど。8ヶ月間は雪に閉ざれる。
人口は26万人で、農業と牧畜で暮らしている。
中川さんは、2006年に中心都市「レー」から バスで4~5時間かかる
とても美しい「ヘミスシュクパチャン」という村にホームスティされたそうです。
(ちょうどこの日出来上がった、本を持ってこられていました。
「ヘミスシュクパチャン ~トウキョウのキラ、ラダックのきらきら」)
(2)「懐かしい未来 ラダックから学ぶこと」を鑑賞
(ダイジェスト版 25分)
~学校の授業で使ってもらうために編集したもの
(映像内容 以下)
ラダックの美しい風景が映る
村の標高は3000か ら4200メートルと、
とても厳しい環境だが、毎年、小麦や大麦はたくさん収穫される。
日々の生活における 基本的ニーズはコミュニティ内で調達可能。
住む家も、身近にあるものでつくられる。
だれでもが家を建てることができる。
その場所で自立する為の智慧が
何世代にも渡り築かれてきた。
その場所を知り、その場の循環とともになる智慧。
ここではほとんど 生活に「時間」は存在しない。
仕事と余暇はひとつ。切れ目はない。
タシ・ラブギャス(ラダックを代表する仏教学者)が語る
~ラダックでは身近な資源を、すべてを無駄にしないように使っている。
その意味でラダック人は「真の経済学者」と言うことができる。
「相互依存」
~ 日々の生活に仏教の教えが浸透している
すべてが密接につながっており、すべてが相互に依存している。
農作業は共同で行う。
互いに手伝いあうが、その対価として現金やモノは渡されない。
出るのは食べものだけ。
互いに信頼しあっているので
相互扶助の制度が機能し、発展してきた
出産や結婚、葬式の際には互いに助け合う
どんな時も「大きなもの」につながっているという意識がある。
また、他人を助けることは自分のためでもあるということを、
人々は知っている。
女性はすべてのことで大きなちからを持っており、
女性のすることは高く評価されている。
収穫は家族総出の仕事。
ちいさなこどもから、年寄りも助言のために畑へ
近所の人や友人も加わる。
収穫の時期は、雪が降る前の短い期間
1年の間で最も重要な時期。
しかし、作業はリラックスしたペースで進む。
収穫が終わると、1週間は宴会が続く。
ラダックでの生活は、
ただ単に生存しているということ以上のものがある。
身近な自然とつながっており、
ひとびと(コミュニティ)とつながっており、
とても満たされている。
伝統文化は続いてきた。
智慧は引継がれてきた。
環境にとり持続的なものだった。
西洋的なものが持ち込まれるまでは・・・
物理的に楽になったが、伝統文化のしくみが壊されつつある
生活に「お金」が入ってきた。
村のひとびとは、賃金労働を求めて
村を離れていく。
車から出るディーゼル排煙で空気は汚れ、
街のあらゆるところにゴミが溜まり、
自然環境は悪化している。
伝統的な村にゴミは存在しない。
全ては大地から生まれ、大地に戻る。
川の水も、飲むことができなくなってしまった。
自給自足のサイクルが崩れてしまった。
補助金でつくられた安い小麦が出まわり、
ラダックでつくったものは割に合わない。
伝統的なやり方では、収穫は安定していた。
グローバルな貨幣経済に巻き込まれてから
コントロールが効かなくなってしまった
自立性が失われていく。
経済活動の中心がレーに移るにつれ
核家族化が進んでいる。
伝統の助け合いが失われつつある。
伝統的な関係に「お金」がはいってき、
つながりが遮断されつつある。
生活のペースが速くなり、
日々の生活で「時間」を気にするようになった。
時間を節約する便利なものを求め、
ゆっくり話す時間が、なくなってしまった。
男性は職(「お金」)を求めて街へ
世帯の格差もうまれ
住む場所に困るひともでてきた。
ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさん語る:
(「エコロジーと文化のための国際協会(ISEC)」代表)
初めて訪れたラダック、とても美しい村だった。
みなりっぱな家だった。
村のひとりに尋ねた「一番貧しい家を見せてほしい」
村のひと:「貧しい家はない」
しかし、
8年後その同じ人は「私たちを助けてほしい。私たちはとても貧しい」と。
たった8年で西洋的なものは伝統的なものを壊してしまった。
夏の間にレーを訪れる観光客
パチパチと写真を撮る
ラダックのひとの自尊心は傷つけられる
映画やテレビで流れ込んでくる
西洋の誇張されたイメージ
若者は特に影響を受ける
伝統的な文化との比較
西洋の魅力的なイメージに引き寄せられ
自身の文化から離れる
西洋的のものの流入で発展(?)したが、
魅力的なものを追い求め、つながりから離れたため
自信(自身も!?)や自尊心を失いつつある。
本当の教育とは何か
むかし、こどもたちは経験からものごとを学び、
何世代も続いてきた智慧、価値観を身につけてきた。
西洋から持ち込まれた教育
教えられる知識は、ちがう場所でつくられた知識
このラダックで、それを活かす場所がない。
伝統文化は教えられず、
築かれた、つながりから離れていく。
こどもたちは近代化のシステムから落伍すると
急には伝統文化には戻れず行き場を失ってしまう
いったんはなれると、なかなか戻れない。
父は町へ働きにでかけて
こどもたちも学校に行ってしまい
女性は「ひとり」でせねばならず大変
近代化の流入により、伝統的文化が崩れはじめ
ラダックの人々が何世代にも渡り紡いできた
「相互依存」の網が切り裂かれつつある
若者:「以前は こころに平安はあった。
今、物は豊かになったが、こころの中に平安がない。」
ラダックでは、近代化がとても急に起こったので、
原因と結果の関係がよくわかる。
長い時間をかけて近代化してきた西洋も
実は同じことが起きていた。
ラダックから学ぶことがある
「つながり」に気づくこと、感じること。
「つながり」の重要性を知ること。
住んでいる場所、大地とのつながり、コミュニティとのつながり
「つながり」の中にいることでアイディンティが明確になる
伝統文化の中では「つながり」が見えていた
自分たちの行動が、どのような影響を及ぼすかわかっていた
ひとりひとりがどの「つながり」にいるかがわかっていた
規模が大きくなり、結びつきが弱くなり
ひとりひとりが「つながり」が見えなくなってしまった
競争がうまれた
ほんとうの豊かさは何かと考えさせられる
伝統的な生活では、「お金」のやり取りはほとんどない。
「お金」で計られる豊かさって・・・
少しでも増えると以前よりよくなったと喜ぶ
短期的にそうだが、長期的にはどうか?
ラダックでは数字でなく
あとの世代のこどもたちにとって大切なことが、
良いことの判断の尺度である。
科学と技術は、急激に発展したが
環境と社会には、深刻な影響をもたらした。
利口と智慧は違う
利口とは ものごとをうまくこなすこと
智慧は 将来のために 何がよいか見極めること
ラダックの伝統文化は 智慧を積み上げてきた
むかしは、シンプルに
リアリティ、 根本となるものに密接につながっていた
「つながり」が見えていた。ずっと豊かだった。
「お金」がはいり
複雑になり、「つながり」が見えなくなった。
快適になったが、「シアワセ」を感じられない
ラダックは教えてくれる
学ぶべきことは、
もっと身近な生態系やコミュニティへ
つながるような生活にシフトしていくということ。
新たな「つながり」を創り出していくこと。
(3)ストーリーテリング(ラダックの少年スカルプの話)
ラダックの四季の移りかわりや日々の暮らしのものがたりを通じて、少年の成長と町の変化を感じる
「語り」を聴くことを 体感する。
語られることばから イメージは膨らむ
文字がない時代 智慧は、代々語り語られ伝えられてきたんだろうなぁっと、ふと思う。
3.トークバトル(森谷さん、中川さん、設楽さん)
設楽さん:映画の中のひとらより、みなはしあわせか?
みんな:「・・・」
設楽さん:裸でくらしたいか
みんな: (おひとり挙手)
設楽さん:
たぶん、われわれはどうしたいか、頭では知っている
さて どうするか!なんでも「お金」だが、これからは違うのでは
これからは、拠りどころとするのは「ひと」と「大地」
新しいコミュニティをつくっていくのにはどうしたらよいか?
森谷さん:
メイナクのひとたちの幸せの拠りどころは、大地との一体感
かれらは生まれた土地との心理的な結びつきがとても強く
じぶんが大地や生きものの一部であること、
一部に過ぎないことをよく理解している
それは、話すよりも話を聞くのが上手、という態度にもあらわれている
中川さん:
ラダックのひとびと ひとりひとりが
まわりの一部として 認識しているラダックには ひとりにできることは少ない
現代はひとりで (お金のちからを借りて) ひとりでできちゃう
森谷さん :
メッセンジャーからメッセージへ
メッセンジャーとしてやることは、もう いっぱい いっぱい
これからは じぶんが「メッセージ」にやるべきことっていうのは
ひとりひとりにレベルがある(タイミングも!?)
会場との質疑応答:
Q1 これからは何か「ミッション」を共有すべきなのでは?
最近は半農半Xも注目されているし、木の花のように有機農業を
実践しながら、心や身体を磨く場所もある。
Q2 ひととの関係は都会にもいっぱいある
自分だけ田舎へ自分だけシアワセになってもよいのか
答えをつくる人になりたい
森谷さん:
ひとそれぞれいろいろな役割があり、段階がある。
田舎暮らしが正解ではないし、できる場所でできることをやればいいのでは?
とどまることも大切
Q3 土地とのつながりはしがらみにもなる。
変わり者など人間の多様性をコミュニティは受け入れてくれるのか
森谷さん:
ひと(長老格)を殺した青年
ちょっとした不満はあっても、全体では いたほうがよい
追放されない(異分子は排除されない)
中川さん:
周辺に追いやるが、役割は与えられる
つぎからつぎへと追放していると、コミュニティは崩壊してしまう
Q4 文明を知ったときにどうする
森谷さん:
メイナクは撮影2年後 分裂してしまった。
若者(村長の長男)は 村にないものを求めて 町へ
村長側は完全にマイノリティコミュニティの規模としては、200人前後が適切なようだ
設楽さん:
これから 何をする 創造していくのか?
「大地」 受け入れていくということか
(感想)
「つながり」というキーワードが強く残った。
「つながり」の大切さが頭ではわかる。
「つながり」の大切さ からだはわかっている。
何度も何度もメッセージを突きつけてきている。
からだの不調、病気。
あふれる情報 分刻みのスケジュール
「つながる」余裕を与えない
スローダウンし
「つながり」を感じる そんな時間が必要だ
じぶんとの対話
たいせつなひととの会話
ひととのコミュニケーション
自然に触れること
語り語られる時間
聴くことのちからが備わる
「つながる」ちからがつく
ひとりで生きられるようで
ひとりじゃ生きられない
つながっているのは確か
見えなくなってしまった「つながり」に気づくこと
そうすると、
「今」 何をするか
ぼんやりとでも浮かびあがってくるじゃないか
そのメッセージをつかみ、やってみて、
また次やってみて、次、次、次・・・
知識が智慧につながっていく
むか~し むかしも そうやって
繰り返し 繰り返しで 積み上げてきた
今回も 「今」から するだけ!?
リーマン・ブラザーズ破綻し、
いっきに加速した世界的な金融危機、
崩れるスピードの速さ
この肥大化した「つながり」は脆い
つくられたまぼろし
メイナクの村長が語るお話し
「秘密の絵は見つかりました?」
探し物は ここ「こころ」にありました。
まずはどこから つなげばよいか
なんとなく わかったような・・・
メイナクに伝わるお話し
ラダックに伝わるお話し
中川さんのお話し
もっと知りたい、聴いてみたいです。
さて、さて どこにつながるか。
ありがとうございました。
(レポート協力 笹岡敬弘さん)
■受講生の声
【印象に残ったこと】
・小さな村で生きるのが、一番自然な形。お金がからむ生活から離れる。
・人との繋がりを暮らしの中に作るようにシフトする。物がたくさんあるよりも、お互い助け合って生きる方が大切。村の皆が健康で、穏やかであることが幸せ。
・便利な生活をしていると、人の手助けが必要なくなり人との繋がりがどんどん少なくなってきてしまう。人と助け合って暮らすためには、「不便」があった方がいいのだと気づいた。
・メイナク族には「幸せ」「自然」という言葉がない。
・強いて「幸せ」を挙げるなら「みんな仲良く健康で仕事が出来、子供たちを育てること」という言葉に、あまりにシンプルで美しく感動した。
・その後新しいものを求める若者と伝統を守る者で分裂してしまった、という話を聞いて、複雑な思いも残った。
・ラダックのお話では、近代化の波が押し寄せ変貌していくさまを見て、そして今自分が生きている暮らしを振り返り深く考えさせられた。家族が分裂してしまったお話は、まさに今の日本の状態のよう。
・設楽さんの「生活を変えられないのはなぜ?」との問いに、生まれたときから今のような便利な世の中でずっと生きてきたから、それしか知らなくて不安に思う自分と、そうではない世界で生きたいと思っている自分とがいるようです。
・「幸せ」、「自然」ということばを持たない人々がいること
・メッセージを伝えるんじゃなくて、メッセージを生きなさい!!
・相互扶助、相互依存
・教育がよけい失業生んでいる現状もある
【疑問、深めたいこと】
・仕事と余暇を同じにする、を目指したいと思った。人との繋がりを少しずつでも増やすように、小さなことから始めたい。追求すべきは、便利さよりも人とより多く関わること。気づけてよかったです。ありがとうございます!
・新しいよりどころとは?何をよりどころにするか?
コメントする